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屋根塗装におけるコーキングの基礎知識とメリットデメリットについて解説します!

2023.08.14
屋根塗装は建物のメンテナンスにおいて重要な作業ですが、その中でも「コーキング」については、聞きなじみのない方も多いかもしれません。
本記事では、屋根塗装におけるコーキングの基礎知識について詳しく解説するので、屋根塗装に関する情報を収集している方必見です。
 

□屋根塗装におけるコーキングの基礎知識について解説します!

 
コーキングとは元来、「水漏れを防ぐ」「隙間を防ぐ」といった意味を持つ、英語の動詞「caulk」に由来する言葉です。
そこから派生して、建築用語の「コーキング」は、外壁や屋根の目地や隙間を補修するためのゴム状の素材、またそれを使用した作業のことを意味するようになりました。
コーキングと似た言葉で「シーリング」がありますが、両者は同じ意味で使用されており、「シーリング材」と呼ばれることもあります。
 
コーキングの主な効果としては、以下の3点が挙げられます。
 
1.防水効果
コーキングは屋根の継ぎ目や隙間を埋めるため、雨水や湿気の浸入を防ぎます。
これにより、建物内部の浸水被害を防止し、屋根の耐久性を高める役割を果たします。
 
2.熱・冷気の逃げ場を減らす効果
コーキングは隙間を埋めるため、屋根からの熱や冷気の逃げ場を減少させます。
これにより、室内の温度調整を助け、省エネ効果を期待できます。
 
3.継ぎ目の補強
屋根の継ぎ目や接合部は弱点となりやすいですが、コーキングによって補強されます。
これにより、風や外部からの負荷に対して屋根の強度を向上させます。
 

□屋根塗装におけるコーキングのメリットとデメリットをご紹介します!

 
屋根をコーキングで補修する時には、メリットだけでなくデメリットもあるため、両方を踏まえた上で適切な判断ができると後悔がなくなるでしょう。
 

*コーキングのメリット

 
・軽度のひび割れに対する長期間の防水効果
コーキングは耐久性が高く、長期間にわたって屋根の防水性を維持します。
小さな傷から雨漏りが発生している場合は、コーキングで補修することで大きな恩恵を受けられるでしょう。
 
・節約効果
コーキングにより熱や冷気の逃げ場を減少させることで、室内の温度調整にかかるエネルギー消費を抑えられ、結果として光熱費の節約につながります。
また、症状が軽度の段階でコーキング補修することで、大規模な修理にかかる費用を浮かせられるでしょう。
 

*コーキングのデメリット

 
・重度の劣化は補修できない
コーキングでは、大きな亀裂や屋根材の変形は補修できず、部材の交換や塗装をする必要があります。
 
・雨漏りを悪化させる恐れがある
雨の逃げ道をコーキングで塞いでしまい、違う場所へ水が流れる可能性があります。
 

□まとめ

 
コーキングとは、外壁や屋根で目地や隙間を補修するためのゴム状の素材、またそれを使用した作業のことを意味する建築用語です。
この記事を参考にして、屋根塗装に関する基礎知識を深め、大切なマイホームを快適な状態で保ち続けましょう。
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