Requires a javascript capable browser.

ガイソー津/鈴鹿/四日市店

ブログ

屋根の錆止めに使う塗料の基礎知識と種類について

2023.12.27
屋根の錆止め塗料について、どれを選べばよいのか、どのような効果が期待できるのか、そしてその持続期間はどれくらいなのか、疑問が思い浮かぶ方もいらっしゃるでしょう。
屋根の錆止めについて考えた際、これらの疑問に対する答えを持っている方はそう多くありません。
 
今回は、これらの疑問に対して答えを出せるよう、屋根の錆止め塗料についてご紹介します。
 

□屋根の錆止め塗料について

 
1.錆止め塗料の基本
 
錆止め塗料は、金属の敵である錆を防ぐための塗料です。
門扉や手すり、シャッター、鉄柱など、金属が使われている場所にはこの塗料が必要不可欠です。
業務用からDIY用まで、多種多様な製品が市場に出回っています。
 
その中から選ぶ際には、用途や環境、そして自分自身のスキルレベルを考慮することが重要です。
 
2.錆の成因
 
錆が発生するのは、鉄が自然の状態に戻ろうとするからです。
 
加工された鉄は美しい輝きを放ちますが、時間とともに酸素と反応して錆びてしまいます。
水蒸気が発生する場所であれば、屋内でも錆は発生します。
このような錆の成因を理解することで、より効果的な錆止め対策が可能になります。
 
3.錆止め塗料の色の選び方
 
かつて錆止め塗料は赤褐色が主流でしたが、現在では環境への配慮から多彩な色が開発されています。
ホワイト、アイボリー、グレー、グリーン、ブルー、イエローなど、自分の好みや用途に応じて好きな色を選べます。
色の選び方一つで、外観や印象が大きく変わることもあるため、慎重な選定が求められます。
 

□屋根の錆止め塗料の種類

 

*油性系

 
油性系の錆止め塗料は、厚い塗膜を形成し、酸性雨や紫外線に強い耐性を持っています。
 
しかし、その厚さゆえに乾燥に時間がかかるというデメリットもあります。
そのため計画的な作業が必要であり、急な天候の変化には注意が必要です。
 

*合成樹脂系

 
合成樹脂系は、薄い塗膜で乾燥も早く、初心者でも扱いやすいです。
 
ただし、耐久性は油性系に劣りがちな側面もあります。
そのため、短期間での再塗装が必要なリスクも考えて選びましょう。
 

*エポキシ樹脂系

 
エポキシ樹脂系は紫外線に弱いため、屋内での使用が推奨されます。
 
一方で、接着性や耐久性などその他の性能は非常に高く、多くの場面で活躍します。
 
また、化学薬品に対する耐性が高いため、工場など特殊な環境での使用に適しています。
 

□まとめ

 
屋根の錆止め塗料には多くの種類と特性があります。
油性系は耐久性が高く、合成樹脂系は扱いやすさが魅力で、エポキシ樹脂系は特定の用途で力を発揮します。
 
この記事を参考に、それぞれのニーズに最も適した錆止め塗料を選び、賢いメンテナンス計画を立ててください。
住まいの外装リフォーム GAISO(ガイソー) トップ
ブログ
> 屋根の錆止めに使う塗料の基礎知識と種類について