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外壁塗装は15年ごとだと遅い?外壁塗装工事をすべき外壁の症状を紹介します

2024.02.01
10年に1度外壁塗装が必要と言われたが、外壁塗装にかかる費用は決して安くない分、できるだけ引き延ばしておきたいと考える方も多いのではないでしょうか。この記事では、外壁塗装は15年放置していても問題ないのか、どんな症状が出たら外壁塗装を依頼すべきなのかについてプロ目線で解説していきます。いつごろ外壁塗装をしようか悩んでいる方は参考にしてみてください。


わたしの家の外壁塗装はいくらかかる?

外壁塗装は15年ごとだと遅い?

外壁塗装の理想期間は10〜15年に1回です。多くの塗料の耐用年数は10年なので、世間的には10年に1度外壁塗装が必要だと言われることが多くなっています。専門家である私たちから見ても、一度10年経過したタイミングで相談しておけると気づかない小さな劣化を未然に気づいて修繕できるため、安心です。
なお、10年を超えると塗料の耐用年数が終わるため急激に劣化しやすくなってしまいます。そのため、遅くとも15年経ったタイミングでメンテナンスの相談をしておけると安心です。

理想は10年〜15年に1回

外壁材の塗料材にもよりますが、大体は15年に1度くらいのペースで外壁塗装の相談をしておくことがおすすめです。
というのも、外壁塗料で定番の塗料であるシリコン塗料の耐用年数が10〜15年、人気のあるラジカル塗料の耐用年数が12〜17年であるためです。
一般的に10年に1度の相談が必要と言われていますが、10年を超えると急激に劣化症状が加速してしまいます。そのため、10〜15年に1度はメンテナンスのために業者に診断してもらっておくようにしましょう。

20年以上経つと下地も劣化するので注意

20年以上外壁塗装の相談をしていないと、塗装が劣化するだけでなく、その内側の下地や住宅の基礎部分まで劣化が進むこともあります。劣化した部分から侵食や腐敗が進んでしまうため、耐用年数や劣化具合を見ながら、できるだけはやめに相談することがおすすめです。
なお、外壁の下地部分に使われることの多いモルタル・サイディングといった素材の耐用年数は20〜40年です。そのため、遅くとも20年に1回は業者に相談しておくことが大切になります。

新築と2回目以降で期間は異なる?

新築の綺麗な状態だと外壁塗装は不要と思われる方も多いかもしれませんが、新築でも10年経ったタイミングで一度外壁塗装の相談をしておくようにしましょう。外壁は綺麗なうちに細かくメンテナンスしておくことで、寿命を出来る限り伸ばすことができます。新築の時はまだまだ下地・構造部分まで劣化が及んでいないことが多いので、外壁の劣化だけですんでいるうちに早めに塗装のし直しを検討しておくようにしましょう。
2回目以降の塗装の場合は、塗料の耐用年数をもとに判断するようにしましょう。外壁で使われている塗料によって耐用年数(≒寿命)は異なるので、前回外壁塗装をした時の塗料をチェックしておくことが大切です。

わたしの家の外壁塗装はいくらかかる?

塗料によっては15年以上持つものもある

塗料によって外壁塗装のタイミングは異なります。使われている塗料によって耐用年数は異なるのでここで見ておきましょう。
なお上でも説明した通り、新築の場合はまず10年経ったタイミングで一度メンテナンスを兼ねて相談しておくことがおすすめです。

種類 耐用年数 平米単価
アクリル塗料 3〜6年 1000〜1300円
ウレタン塗料 7〜10年 1200〜1900円
シリコン塗料 8〜12年 1800〜2000円
ラジカル塗料 13〜16年 2500〜3400円
フッ素塗料 15〜20年 3000〜4500円
無機塗料 17〜22年 4000〜5500円

フッ素塗料や無機塗料になると、耐用年数が15年以上になることもあります。比較的耐久性が高く、劣化もしづらい分費用は高くなってしまいますが、長い目で見るとコスパの高い外壁塗料になっています。
なお、ご自宅で使われている外壁材によって使える塗料は異なるため、塗料ごとの違いはこちらを参考にしてみてください。

参考記事 :【外壁塗装の塗料6種類】メリット・デメリットと失敗しない選び方

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外壁塗装が必要な症状の目安

続いて、外壁塗装が必要になる症状の目安を紹介します。おおよそ10年に1度外壁塗装工事は必要になりますが、時期を問わず以下のような症状が見られるときは早めに塗装の検討をしておくようにしましょう。

チョーキング


チョーキングとは「白亜化現象」とも呼ばれ、外壁や屋根を触った時に白い粉が手についてしまう状態のことを指します。これは、外壁の塗膜が劣化した結果、塗膜の素材の合成樹脂が分解されて浮き出てしまい、手についているのです。チョーキングが起きているということは、塗装が劣化しているため、外壁の浮きやはがれ、コカやカビの発生につながってしまいます。はやめに外壁塗装のし直しを相談するようにしましょう。

外壁の色褪せ


日々日光や雨に当たっている外壁は、少しずつ塗膜が汚れて色が褪せてきます。外壁や屋根全体が少しくすんだ色になってしまい、見栄えが悪くなってしまうだけでなく、防水・耐熱機能まで低下してしまいます。
また、今は色褪せているだけだとしても、その色褪せ部分から劣化して穴あき・はがれなどに繋がってしまうこともありますので、早めに外壁塗装をし直す必要があります。

外壁の浮き・剥がれ


外壁の一部が浮いていたり、剥がれている場合は外壁の補修と塗装のし直しが必要になります。湿気などの劣化により外壁が歪み、内部に空洞ができて浮いたり剥がれたりしているために発生します。このまま放置すると、浮きや剥がれている部分から水が入り込んで浸水したり、空気が入り込んで隙間風の原因になったりする可能性があるため、早めに業者に相談して塗装のし直しをするようにしましょう。

コケやカビ・藻の発生


外壁や屋根の広範囲にコケやカビ、藻が発生している場合も修繕を依頼しましょう。一部分だけだと水洗い・拭き掃除で除去できますが、大部分に及んでいる場合は根本修繕が必要になる可能性もあるので、早めに業者に相談しておくことがおすすめです。
そもそもコケやカビは、雨で湿度が高くなった際、外壁の断熱材などが湿ってしまっているとうまく外壁が乾き切らず、発生しやすくなります。つまり、外壁が劣化して断熱材などに影響を及ぼしてしまっている可能性があります。

幅0.3mm以上のヒビ


外壁や屋根に幅0.3mm以上のヒビが入っている場合は、塗装の内側や基礎部分にまで劣化が及んでいる可能性があるため、外壁塗装が必要になります。一概にひび割れと言ってもヘアークラックや構造クラックなど、さまざまなひび割れの種類がありますが、基本的に外壁の劣化が原因であるため、悪化させないためにも早めに修理する必要があります。

外壁の変形・割れ


外壁のヒビや浮きといった劣化を放置していると、一部分が変形したり割れたりしてしまうことがあります。変形・割れを起こしている部分から浸水や風が吹き込んだり、シロアリが入り込んで家の構造部分にまで劣化が侵食してしまう可能性があるため、早めに外壁塗装の修繕が必要になります。なお、変形や割れが起きている場合は塗装だけでなく外壁の張り替えや修繕も必要になることが多いのであらかじめ注意しておきましょう。
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外壁塗装工事の費用の目安

外壁塗装は10~15年に1度しておくべきと解説してきましたが、外壁塗装にはどのくらいの費用がかかるのでしょうか。以下の表を見てみましょう。

坪数 塗装面積 費用相場(外壁塗装)
10坪 40㎡ 約40〜70万円
20坪 70㎡ 約50〜80万円
30坪 119㎡ 約60〜90万円
40坪 158㎡ 約90〜130万円
50坪 198㎡ 約100〜250万円
60坪 238㎡ 約150〜250万円
70坪 277㎡ 約200〜300万円
80坪 317㎡ 約250〜350万円
100坪 396㎡ 約300〜450万円

坪数の大きい家であればあるほど、塗装面積は広くなるので費用は高くなります。一般的な戸建て住宅は30坪の物が多いため、おおよそ60~90万円ほどが相場になると見積もっておきましょう。

なお、使う塗料によっても費用は大きく異なってきます。耐久性の高い、高額な塗料を使えばこの価格を上回ることもありますし、逆に格安の塗料を使えばこの価格を下回ることもあります。そのため、どんな外壁でどういった塗料を使うべきかを、一度業者に相談した上で決めると良いでしょう。
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外壁が悪化していない場合は?

見る限り外壁が劣化していないので塗装は不要だと考えている方も多いのではないでしょうか。ここでは、どういったタイミングで外壁塗装をすべきなのか、外壁塗装を放置した場合のリスクはどのようなものがあるのか解説していきます。

メンテナンスのための相談はしておこう

数年に1度、メンテナンスのための相談をしておくのがおすすめです。外壁塗装は日々風や埃、日光の影響を受けて少しずつ劣化しています。その結果、見えない傷やヒビが発生していることもあり、放置してしまうと大きな劣化につながってしまうこともあります。劣化が小さいうちに補修をしておくことで、金額を抑えながら外壁を長持ちさせることができるようになります。

小さなヒビや少しのカビは自分で綺麗にしよう

10年ほど経つと、外壁に小さなヒビやカビ、チョーキングの割れなどが発生することがあります。これらは業者に頼まずとも、自分でDIYで募集することが可能です。こういった小さな劣化を放置してしまうと、そこから外壁全体のヒビや歪み、浮きなどの大きな劣化に繋がってしまうこともあるため、早めに修繕をしておくことが重要です。

外壁塗装工事をしないリスク

見た目で劣化していないからといって外壁塗装をせず放置してしまうとどのようなリスクがあるのでしょうか?ここでは外壁塗装をしない場合のリスクを紹介します。

見た目が悪くなる

まずシンプルに、外壁の色褪せやヒビといった劣化により、外観の見た目が悪くなると言う点がデメリットとして挙げられます。古いアパートで外壁がボロボロになり幽霊屋敷のような見た目になっているところを見かけたことはないでしょうか。
外壁の劣化を放置すると、大きな劣化が表面上に現れてかなり見た目が悪くなり、外から見た印象を下げてしまうので注意が必要です。

雨漏り・隙間風

外壁塗装を放置していると、劣化症状がだんだん大きくなって外壁だけでなく下地や構造部分にまで劣化が侵食してしまいます。本来、外壁は外からの湿気や風を守る役割がありますが、劣化によって外壁・下地部分まで劣化するとこれらの機能が失われ、劣化部分から浸水や雨漏り、隙間風が入り込んでしまうことにも繋がります。これでは、せっかく快適に過ごすためのご自宅であるにもかかわらず、過ごしづらい空間になってしまいます。

 

結果的に補修費用が高額になる

外壁塗装をせず放置していると、見栄えだけでなく家を守る役割も薄れていってしまうので、ご自宅全体を守る役割も失われていってしまうことは上で説明したとおりです。そうなると、家の構造や外壁の下地部分の修繕も必要になり、結果として多額の修繕費が必要になるケースもあります。
外壁塗装だけだと100〜150万円ほどで賄えたにもかかわらず、放置した結果大規模なリフォームや修繕が必要になり、数百万円の多額の補修費用がかかってしまうこともあります。


わたしの家の外壁塗装はいくらかかる?

外壁塗装業者の探し方

最後に、実際に外壁塗装工事を始める際の業者の探し方を解説します。

相見積もりをとって最適な価格を調べる

外壁塗装工事を依頼する際は、業者への相談→見積もり作成→本契約の流れで進めることになります。見積もりで実際の価格を初めて聞く方も多いかと思いますが、ネットで事前に検索した価格とずれていることも多く、初めて外壁塗装工事をする場合は最適な価格がいくらなのかわからない方も多いのではないでしょうか。
そんな際は、見積もりを取るタイミングで複数の業者に相談した上で相見積もりを取ることがおすすめです。複数業者の金額や内訳を確認しつつ、どのくらいの金額が妥当か客観的に判断することが可能になります。

保証制度の整っている業者を選ぶ

優良業者の多くは保証制度がしっかり整っていることが多いです。施工不良の際の保証や塗料メーカー保証など、良い品質で工事を行うための保証制度がしっかり整えられているかどうかを確認するようにしましょう。値段が安さだけで業者を選び、施行不良に陥って保証も受けられず、追加で再度外壁塗装が必要になってしまう、なんていうケースもありえます。外壁塗装業者の中には手抜き工事で済ませる悪徳業者もいますので、保証制度が整っているかどうかは1つの確認ポイントとなっています。

地元の工事実績のある業者を選ぶ

その地域での施工実績のある業者を選ぶことがお勧めです。外壁塗装は、気候や温度、天候などさまざまな条件に注意しながら慎重に工事を進めていく必要があります。日本は地域によって気候条件が大きく異なり、その地域にいるからこそわかる条件や天候の変化も多くあります。ご自宅のある地域近辺で施工した実績のある業者だと、施工した際の記録などをもとに注意した方が良い点をあらかじめ認識した状態で工事を進めてくれるので、高品質で工事をしてくれる可能性が高まります。
わたしの家の外壁塗装はいくらかかる?

まとめ

この記事では、外壁塗装は15年で行うべきなのか、どのくらいのタイミングで塗装をするのがベストなのかについて解説してきました。外壁や屋根は10~20年に一度のメンテナンスが必要であり、放置してしまうと屋根や外壁の全張り替えなどの大きな工事につながってしまい、結果的に費用が高くついてしまうことがあります。ガイソーでは、塗り替えが必要かどうか判断するための建物診断からおこなっていますので、工事が必要か不安な方はぜひお気軽にお問い合わせください。
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